SBCにて投魂注入だぁ!!
〜D社 スーパーバトルカップ2009 IN 福田 参戦までの修行と参戦記〜


 2009年 5月中旬。S社のJCに参戦したが、修行不足と大雨により撃沈を喰らい、口では「まぁ・・・遊びだったしぃ。悔しくないもん」などと言っていたが、
時が経てば経つほど、自分の不甲斐なさに苛立ちと悔しさがぶり返してきた。同じ会場で参戦したスライムさん、AMさん、Wakkyさんも一回戦で撃沈!!
ドラ○エで例えるなら、ゾーマの目の前で痛恨の一撃を喰らって死んでしまった時と同じ気持ちである。(俺だけ?)

 そんな中、スライムさんより連絡があり「SBCに出る?」と聞かれ、少し考えてからエントリー。D社はHPで受付を行うので非常に楽であり、IT時代の
この世の中の流れに沿っている画期的システムを導入し、かなり効率化を図っている。S社もそうすりゃ良いのに。
エントリーしてからというもの、現在持っているD社の最強装備の赤竿とZUで投げ練&鱚釣りの修行の日々あった。久しぶりということもあったのだろうが、
いざ投げると5色〜5色半(約120〜140m)しか飛ばなくなっていた。昔は7〜8色出ていたのに・・・。凹んでいても仕方ないのでとにかくキャスティングを見
直すことに・・・。某HPを参考にしたり、家の前で素振りしたり・・・(周りからは変な目で見られた・・・ちくしょうめ))
その甲斐あってか、現在では何とか元に戻り、現在では7色は間違いなく出るようになった。
やればできるじゃんと自分で自分を褒めてやった。

 SBC当日、AM1:00に福田海岸に到着。まだ、車は少なかったので駐車スペースが十分あった。さて、一眠りしようかと思い瞼を閉じると、周りから話し声が
聞こえてくる。静寂の中の人の話し声は、寝る前に飛んでくる蚊と同じくらい耳に付く。到底眠れるわけもなく、そのままケータイで遊んで時間を潰した。
ちなみに前日は朝6時に起きてそのまま寝ていないため、これまでに起きていた時間は20時間位である。

 そうこうしている内にAM4:00を迎えた。流石に人も徐々に集まってきており、準備をしなければならなくなってしまった。
ふと隣の車を見るとAMさんがいた。たまたま隣に車を止めた訳だが、少し驚いたと共にほっとした。
そしてASCCのなないちさんに挨拶。JC以来であり、少し談笑。しばらくして、スライムさん登場。いろいろ福田の情報を貰っていたので、あとはくじ運だねと
話していた。


受付の雰囲気。殺気立っている人もいれば、受付のねーちゃんの胸のサイズを聞いている人も居た。
サイズは口を割らなかったようだが、美乳であると言っていた。一度拝んでみたいもんだ。


 抽選を先にAMさんにしてもらい、A組の150番台であった。同じ組なら良いなぁと思いながら抽選をすると、何とA−4と書いてある。
スライムさんに「俺、マジでやべぇよ・・・下手なこと出来んがね〜」と報告。本当に変な汗が出てきたのは言うまでもない。
気分を落ち着かせようとタバコに火を点け、しばらくすると「もっとやばいって!!」とスライムさんが言ってきた。
なんとA-3。正直ビックリしたが、それと同時に変なプレッシャーが2人を襲い、緊張しまくりであった。
私はサングラスを落として受付のねーちゃんにアナウンスされたり、タバコを逆にして火を点けたり・・・。

 そうこうしている内に集合写真をとり、戦場に向かう準備が始まった。
今までの経験と情報と星占いを信じて(この日のおうし座の運勢は9位。微妙・・・。)並ぶことに。
クーラーチェックを終え、出発。めんどくさいので本部前にて準備を始める。すると後から来た釣り人で周りはとんでもないことに。
5m間隔に3人。普通の釣行ならありえない光景であり、例えるのなら、土日に行くスーパー銭湯の混雑ぶりとほぼ同じ、いやそれ以上であった。


少なく見えるかもしれないが、この写真で4人。
見えない所にも人だらけ・・・。ありえん。ちなみに真ん中に居るのが私とAMさん。
こりゃお祭りになるわ。


 ホイッスルが鳴り響き、皆さん福田の海に向かって投魂注入し始めた。初めの2時間は何も当たらず、このまま終わりかと思ったが、隣では
鱚を1匹。スライムさんも3匹とプレッシャーだけが襲い掛かってきた。こそっとAMさんに「置いてけぼりにしないでね。」と囁き、まるで小学生が
マラソン大会のときに一緒に走ろうねと言うのと同じくらいのレベルの発言をしていた。

 今回好調なスライムさんは3色で待てぃと教えてくれて、じっと待つことに。周りは相変わらずのお祭り騒ぎ。何となくアタッたかな?という
間隔はあったものの周りで祭っていたので、しばらく放置。もしかしたらこのお祭りに巻き込まれているのかも?と思ったのだが、私に被害が無かった。
もしかして・・・釣れているかも?と淡い期待と多大な不安を抱えながら慎重にリーリングをした。
数分後、やっとキスが顔を見せてくれた。まぁまぁな大きさのキスであり、取り合えず検量に出せるという気持ちでホッとした。
しかも残り20分位で・・・。



 この奇跡とも呼べるキス1匹を提出したものの、1匹だけ。しかも39g。これじゃぁ1回戦落ちで、もう駄目だろうと竿を分解し、全てのエサを放流しいつでも
帰れるように準備していた。

 そして運命の発表。A組は予選で釣れなかった人が多かったため、釣った人は全員2回戦出場ですとアナウンスが受付のねーちゃんから言われた。
「マジで??」と再度竿を組み付けて準備をすることとなった。えさを周りのお優しい方たちから頂くことが出来、2回戦へ。

 そして・・・・2回戦は何も起こらず終了。検量カードを出し、帰路に着いた。
この後は何と合コンがPM5:00に控えており、それなりに楽しみましたが、正直死ぬかと思いました。
起きていた時間は約52時間。一日で約3日分の労力を使ったかと思われます。(多分次ぎこんなことやったらあっちの世界に行ってしまいます)

来年もSBCでようかな〜???


さて私はどこに居るでしょう??

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