日立港での巨大なマコガレイ
・・・
あの伝説から2ヶ月
釣行日
〜2003年2月28日〜


日立では例年、大型ラッシュが2月より始まるので50cm級が釣れないものかと思い情報を集めていた。日
立港沖提で釣行1週間前から40cm〜47cmと連日釣れ盛っており、「この期を逃したらもうチャンスは無く
なってしまう!!」思い同じクラブのU氏を誘って釣行することにした。

この日は風もなく釣りをするには申し分なかったが、前日より気温が1℃ほど下がり水 温も低くなっているた
め、魚の活性が下がってはいないだろうか?と不安を感じていた。AM4:00頃より渡船開始。まだ暗い中船は
颯爽と沖堤に向かって 走ってゆく。沖提に渡ってから竿を3本用意し1本は遠投(120mくらい)投げて後は80
m前後に投げ分けておく。この日の潮は満潮AM7:49−干潮 PM2:33の小潮で潮周りはなど状況はあまり良
くなく、朝マズメになっても魚は1匹も掛かってこなかった。周り状況といえば鰯の身餌でオコゼの良型やド ンコ・
アイナメなど釣れている程度でありこれといって目立つような釣果はなかった。

ひとまず朝マズメを外したということで遅い朝食を採ることにした。2月というものの日が昇ってからは意外と
暖かい日ではあったが、依然として何も魚は釣れない厳しい状況が続いていた。朝が早かったためか急に睡魔
に襲われ仮眠をとることに・・・。今回の潮回りから判断し、時合いはAM12時頃からではと思っていたのでそれ
までは体力温存の意味で仮眠も戦法の一つということで爆睡。(眠気には私は勝てないってのもあるけど・・・)P
M11:30頃、沖の潮目がこちら側に
近づいていることに気づいた。これはチャンスと思い投げている3本の竿を
全て潮目に向けて投げておくことにした。その距離は約4〜5色(100〜120mくらい)。全ての竿を一度上げて
エサを新しいものに付け替える。アオイソメを房掛けにして常にいい状態のエサが海中にあるようにし少しでもカレ
イにアピールし喰いを立たせるようにした。カレイの時合いはとても短く潮の変わり目にバタバタっと食ってくるパタ
ーンが多い魚なので、そのチャンスを逃したら釣れるものもつれなくなってしまう。

PM12:00頃、遠投していた竿が三脚を支点にしてぶらぶらとブランコしていた。「何かが引っ張ったのかな?」
と思い少し聞き合せてみる。微かだが魚の感触が竿を通して伝わってくる。この時点で 40cmクラスかな?と思っ
て竿を煽ると無茶苦茶重く、慎重にラインに一定のテンションをかけてリーリングした。その時の仕掛けが道糸PE0.8
号でハリ スはフロロカーボン5号でカレイ針16号。リーリングしている最中はラインブレイクが怖くて非常に冷や冷や
していた。そして、水面に姿を見せたのは、明らかに50cmを超えているカレイであった。近くで竿を出していたU氏に
タモ入れしてもらい何とか大物カレイを仕留めることができた。実寸で52.8cmある大ガレイで通算で3枚目のDラン
クのカレイとなった。このカレイが釣れた後は何もアタリが出なくなりPM3:00納竿とした。

今回の釣行は運良くも何とかマコガレイの50cmオーバーが仕留められたが、回りの状況は決してよくなかった。同
行してもらったU氏は残念ながらいい釣果を得ることはできず、また同じクラブのA氏も来られていたようであるがこち
らも・・・。しかし、日立港はここ数年で場荒れはしてきているものの、50cmオーバーのマコガレイが仕留められている
ことから、間違いなく常磐屈指の大型カレイ釣り場と言えるだろう。

 
釣行データ

釣行日 2003年2月8日
釣果 マコガレイ×1匹
長寸 53.2cm
タックル ロッド:がまかつ がま投げGEASYS 33-400
リール:SHIMANO SUPER AERO TITANIUM
道糸:PE0.8号
ハリス:フロロカーボン5号
釣り針:丸セイゴ16号
エサ:アオムシ
写真
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