初めての大津港、初めてのナメタガレイ

釣行日2002年4月28日


  大津港ではカレイに関する情報がかなり入っていた。 釣れているサイズも40cm弱というからかなりのものだ。
しかし大津は場所などはわかっているものの行ったことがない。一度は行きたいものだが・・・。そ う思っていると同
じクラブのS氏より連絡があり「大津港に行きませんか?」とのこと。これぞ渡りに船ということで初めての大津港に
行くことなった。

 AM2:00、出撃。栃木県から北茨城まで約2時間 半。ちょうどいい時間に着くなと思いエサ屋を探す。確か24
時間でやっているところがあったはずと事前に調査しておいた。しかしここでアクシデント発生。 何とそのエサ屋が
潰れてなくなっていた。これは本当にヤバイと焦りに焦ってあちこち探す。すると北茨城のJ州屋の目の前に自動販
売機を発見。しかし 1000円札は使えない。近くのコンビニで5000円分全て両替(100円玉に)した。そこの店
長に怪しまれながら店を後にすることに・・・。そして自動 販売機に100円玉を大量投入。約6パックのアオイソメを
購入しその他マムシも3パック購入。こちらの地方のムシエサはやはり安く、地元愛知に比べても倍 近くあるのでは
ないだろうか?と少し得した気分になった。

 現地には意外と早く着きしばし仮眠。すると千葉ナン バーの車を発見。S氏だった。色々話をした後に渡船屋に
向かう。そしてAM5:00出船。もう既に明るくなってきており釣りをするには申し分ない。とりあ えずカレイ釣りは
初めてに近いものなのでどうすれば良いのか分からない。自作の仕掛けで釣れるか、本当に何か掛かってくるのか
とそればかり気にしていた。

 AM10:00頃になりS氏の近くに行き状況を聞くと 全然アタリもないとのこと。しかしその数分後外側に出して
いた竿にアタリが出た。そんなに大きくはないにしろ何だろうかと少し様子を見ていた。暫くしてS 氏がアワセを入
れると意外や意外、竿が大きくしなっている。恐らくアイナメであろうということだが、それにしても重そうだ。近くま
で巻いてきた所で水面に 姿を現したのはアイナメ。堤防が高いので大きさがハッキリしないが大体40cm位だろう
と一応タモ入れする。釣りあがったアイナメを見てみるとデカ イ!!50cm位ある。そのアイナメを見た瞬間一本
外側に投げることにした。

 暫くしてアイナメの小さいのやらドンコやら外道ばかり掛かってくる。このまま何時ものごとく撃沈か?と思い最後
に全ての竿を外側へ 投入。ありったけのエサを付けて ・・・。暫くしてもアタリも出ずあきらめかけたその時、本当に
微妙にアタリが出た。アイナメの小さいのが掛かったんだろう と暫く様子を見てからアワセを入れた。すると思いの
ほ か重量感があり、しかも締め込みがかなり凄く近くまで巻いても姿が現れない。一体何が掛かったんだろ うと慎
重にリールを巻いていく。ようやく姿を表したのはカレイ。パッと見マコの40cm位で思わず「マコじゃぁ!!」とS氏
にタモ入れをお願いする。そこ でS氏がこれマコじゃないよと教えてくれた。確かにマコにしては形が少し楕円形であ
る。堤防に上がったカレイを見てみるとナメタガレイだった。恐る恐るメ ジャーを当ててみると51cmあった。クラブ
に入ってから初めてのカレイ。しかもナメタガレイ。こちらの地方ではかなりの高級魚で以前大洗の港で見たとき に
40cm前後で5000円くらいしていたのを思い出した。暫く余韻に浸りながらももう一匹釣れん物かなと思いまた
同じポイントに投げ込んでみた。やはり 2匹目のドジョウは居ないようでそのまま今回の釣りは終了。初めての大津
であったが色々と可能性を秘めていそうな雰囲気がある。適度な根もあり潮通しも悪 くはない。カレイ釣り初心者の
私を暖かく出迎えてくれた大津港の沖堤は今後私のホームポイントの一つとなることは間違いなく今後も通いつめて
夢の50cm オーバーのマコガレイを狙っていきたいと思う。

 釣行データ

釣行日 2002年4月28日
釣果 ナメタガレイ×1匹
長寸 50.0cm
タックル ロッド:SHIMANO SPIN POWER 405 AX-T
リール:SHIMANO POWER AERO 10000
道糸:PE4号
ハリス:フロロカーボン5号
釣り針:丸セイゴ16号
エサ:マムシ・アオムシ
写真
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